この日も「おーく」一味は姿を現さなかった。
そして前日と同じようにソロで敵を狩りつつパーティの誘いを待った。
1匹目にトドメをさしたすぐ後に、パーティに誘われた。

余談ではあるがここ数ヶ月、言葉の異なる方からパーティの誘いを受ける。
私は異国語を理解できない為にいつも断ってしまう。
心苦しいが、コミュニケーションが取れないと狩りは難しい。
狩りはそれほど甘くはないのだ。

話を戻そう。

私はラテーヌにいたので、急いで合流する事に。
狩り場は隠し海岸。けっこう遠いのだ。
ゴブに見つからないように、その昔スニ・インビジが無い時代にレベル20で
ジュノへ向かったことを思い出しつつ無事に隠し海岸に到着。

標的は、ゴブ・カニ・トンボである。
カニからはサポジョブ取りクエで必要なアイテム、カニのふんどし。
トンボからは、ガガンボの腹虫を落とす。
カニのふんどしは結構落ちるのだが、腹虫がなかなかでない。

それ以外は何事も無く狩りを進めていく。
このパーティは初心者が見受けられた。
サポートジョブを取得していない為、一目で分かるのだ。

私もそんな時期があったなぁと、昔を思い出した。
モンクサポなしだと、殴って連携するしか能がない。
当時は核熱連携が大人気でそれでも誘われたものだ。
セルビナももっと多くの冒険者が滞在していた。
現在は冒険者達の姿は少なく、当時の活気を感じる事はない。
しかし何も変らない町並みに懐かしさを抱くのは私だけではないはずだ。

また話しが外れてしまった。

狩りは順調に進んでいたが、アクシデントが起こってしまった。
連携のタゲミスで魚を殴ってしまったようだ。
我々のレベルで魚は倒せない。
救援を出す。ミスラの竜騎士が魚の必殺技スクリュードライバーで死亡する。
魚が次に標的としたのはタルタルの騎士。
彼は洞窟の方へ走り出した。エリアを変え、敵から逃れる為だ。
彼は無事に魚の追撃を逃れ、魚は高レベルの魔導師により倒された。
我々は高レベルの魔導師にお礼を言い、ミスラの竜騎士の元へ向かった。

私は、高レベルの赤魔導師にレイズのお願いをした。
彼は快く引き受けてくれた。
普段は会話を交わさなくとも、冒険者の心の中で何か繋がっているものがあるのかもしれない。

全員が1レベル上がり、本日の狩りが終了する。

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